なんでも男の子に呼んでほしいNO1恋愛小説らしい事が帯に書いてあった?
果たして
題名
陽だまりの彼女
著者
越谷オサム
ジャンル
恋愛、青春
評価
65点、佳作
あらすじ
ちょっとハチャメチャな中学生活から、普通に高校に進み、普通に大学に進み、そして普通に社会人になった電車好きの青年が主人公。
彼があるとき仕事先のランジェリーメーカーで、昔馴染みの少女と出会った所から物語は始まる。ありきたりのラブストーリーと思いきや、ちょっとずつ拗れて最後はハッピーエンド
感想
端的に言えば、あっまあまのラブストーリー。呼んでてむず痒くなるいちゃつきっぷり。
ちょっとネタバレ入るけど、中学時代にイジメられてた所を助けた男と、十何年もぞっこんで偶然の再開を演出するぐらいベタ惚れの少女のある意味運命的な物語だった。
あんまりラブストーリーは読まないけど、ま、まぁ、こういうのはこういうのでありだと思う。何だかちょっと欝な気分にならないでもないけど、いちゃついてるのは微笑ましいと思うし。最後の方の少しずつ弱っていく彼女の姿なんかには寂寥感を覚えた
でもなんだろう。だからこそ最後の結末はなんだかなぁと思ってしまった。
順調にいちゃつくなかで、ちょいちょい散りばめられた伏線をどう決着つけるのだろうと読んでいたのだが、まぁ後から考えると多少読み込みが甘くて示唆してたことを見逃してただけなんだけれども、それでも最後は猫の恩返しでしたーってのは何だかなぁ。いやまぁ猫っぽいコケティッシュな女の子だなぁとは思わないではなかったけど、本当に猫でしたってのはどうなんだろう。この物語のどこらへんを男の子に読み解いて欲しかったのかも分からん。女の子は実はみんな子猫の1種なんだろうか
ともかく、読みやすくテンポがよかったけれども最後が腑に落ちなかったので65点佳作!
てか最近気づいたけど、低い点数あんまり出してないから60点以下意味ないね。実際、文庫化されてるレベルだとそんなにつまらないのないからしょうがないんだけども、これじゃ同じ評価点ばかりが重なって分かり難いなぁ。今後どうするか考え中
0 件のコメント:
コメントを投稿