そして10冊を超えていた事に気づく
もうすぐ一週間。踏ん張りどころ

題名
エンダーのゲーム
著者
オースン・スコット・カート
ジャンル
SF
評価
85点
あらすじ
少年エンダーは、意地悪で恐ろしい兄と優しくて彼を溺愛してくれる姉に囲まれた日常を送っていた。しかしあるとき彼は軍に徴用されることになる。
バグと呼ばれる異星体との戦争の司令官となるべく学校に送られたのだ。そこでは彼と同じく賢く優秀な仲間、ライバル達がおり試行錯誤を加えつつもエンダーは成長していく事になる。
そして見事優秀である事を証明したエンダーは、最後のテストへと向かうのだが。。。
感想
まずラストが秀逸。散りばめられた情報から薄々とは感づくもののやはり驚く。ただただがむしゃらに目の前の敵と戦っていたはずのエンダーが、突如偉大なと周囲から呼ばれる存在になってしまうという展開にぞくりときた。
それまでの、学校生活も次から次へと出される難題とそれを乗り越えていくエンダーの姿が痛快かつ、好きな子に意地悪するが如くの難題の数々についついにやっとしてしまう。兄と姉もちょいちょちと出てきて、この3人の兄妹の圧倒的非凡なキャラクターと、その3人が起こした"結果”の差異もいいコントラストになっていた。
少し古い小説ではあるが、今でも十分以上に楽しめるSF作品だと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿