2012年7月28日土曜日

いばらの秘剣

海外産ファンタジー小説。これは今日読了
まだ2巻までしか出ていない



題名
 いばらの秘剣 1、2
著者
 タッド・ウィリアムズ
ジャンル
 ファンタジー
評価
 65点

あらすじ
 古めかしい歴史を持つヘイホルトと呼ばれる城で育った少年サイモンが主人公のファンタジー小説。
 1巻ではまだ退屈だが平穏無事な城での生活に四苦八苦するサイモンが、あれこれしでかしながら日々を生きている。しかしそんな中でも、偉大な王の死去や天変地異など少しずつ不穏な種は撒かれていく。そしてその不穏さは、次代の王へと戴冠したイライアスの側近である僧侶の物騒な動きで表面化することになる
 城の見習い少年だったサイモンは城のドクターモーゲンズと呼ばれる賢者に師事を受ける事になっていて、そんな彼がいつものように城をふらついている最中に大きな秘密を見つける事で大いなる冒険が幕を開ける
 2巻では、平穏な日々から急展開で物騒な旅に身を投じることになったサイモンの旅と、仲間になったトロールの友達、そして謎の少女への仄かな初恋が始まる

感想
 まだ途中なので何ともいえない部分はあるが、少なくとも最初の引きはあんまりよくない。
 主人公のサイモン少年は鈍すぎとろすぎでイライラするし、世界観もなんだかこじんまりとした印象を拭えない。真実の剣シリーズや時の車輪シリーズに比べると大分落ちるなぁというのが正直なところ
 ただ表題の茨の秘剣が出てくるのは次巻以降であろうし、姫との身分違いの恋など、ファンタジー冒険モノとしての要点は抑えていそうなのでそこそこ読める小説だとは思う

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