2012年7月28日土曜日

惑星カレスの魔女


2冊目 ジブリっぽい表紙が特徴的。こちらを呼んだのは大分昔。10年以上前かも





題名
 惑星カレスの魔女
著者
 ジェイムズ・H・シュミッツ
ジャンル
 SF・ボーイミーツガール
評価
 80点
あらすじ
 うろ覚えなのでかなり間違っているかもしれません。
 主人公は少々うだつのあがらない感じのある青年。地元では婚約者にふられたりでやっぱり不運の星に生まれている感じ。
 そんな彼が貿易商として訪れた星(SF【スペースファンタジー】的な世界観な小説で、惑星間での貿易が盛ん)でひょんな事から3姉妹の奴隷を手に入れる事から始まる。少々ありがちなボーイミーツガール。三姉妹は上からおっとり落ち着いたマリーン、小悪魔っぽいゴス、まだまだおこちゃまなリーウィットの3人(ちょっとうろ覚えなので、性格はあってないかも)ただし、物語中盤からずっといっしょになるのは次女のゴスだけなので三姉妹といっても3人一緒というわけではない。
 その三姉妹を助けて連れてこられた惑星カレスで主人公は、自分にも魔女の能力(超能力的な)が備わっている事を教えられる。当人はそれほどの意欲を見せないが、否応なく物語に巻き込まれていくことになる。
 きちんと書くとあらすじが長くなってしまうため大分割愛したため、伝わらない気が大いにするけれども一言でまとめるとユーモラスな冒険活劇(SFアイテムと超能力も出るよ!)といったところ。纏まってないかも

感想
 面白い。
 シンプルにそう思える小説。ハードSFにつきものの考察や何やらは気にせずに読めるのが痛快で、小難しく考えずに主人公と魔女の少女たちの織りなす冒険を楽しむ事が出来た。特にテンポがよく、一冊だけでそれほど分厚い小説というわけでもないのに、呼んだ後は結構長く彼らの冒険に付き合った感じがある。
 表紙のジブリっぽい絵に引きずられたイメージもあるかもしれないが、何だか90~120分のアニメ映画として作ったら結構面白そうという感じの内容だったはず

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