2012年7月28日土曜日

偏差値70の野球部


記念になればいい一冊目
近くにあったものから


題名
偏差値70の野球部
著者
松尾清貴
ジャンル
スポーツ小説?
評価
65点

あらすじ
小学を通じて野球小僧だった主人公が、中学校で挫折。色々あって野球推薦での高校進学を断念した主人公は一新奮起して、勉強で野球の名門高に進むことを決意。だが物語らしい間違いから、野球の名門校ではなく文字通りの名門校へと進学してしまう。
そこで巻き起こる名門ならではの秀才や鬼才との野球生活が描かれる。

感想
設定は漫画でもありがちな、小中をエースとして過ごしてきた青年が野球とかけ離れた環境でいかに努力するかといったところ。そこに偏差値75という部分や、冒頭の方で出てくる主人公の幼馴染が深く関わってくるものと期待したが、あまりそういうのは見られなかった。
ちょっと似てるのはもしドラ(もしも野球部のマネージャーがドラッガーのマネジメントを~)だが、あちらはご都合主義が多くありつつもドラッガーのマネジメントの流れに従って、野球部のサクセス・ストーリーを分かりやすく描いており、また登場人物のキャラクターも掴みやすかったのに対して、こちらは登場人物が多い割に特徴が薄い印象が4冊あったのに残ったのが残念。
まぁ科学的方向から野球に対してアプローチという文脈は中々面白かったのかなーと

少し前に呼んだので、欠点ばかりが思い出されるがすいすい読み終えたところ話のテンポはよかったように思える。ただやはり題名倒れかなーと

0 件のコメント:

コメントを投稿