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2012年8月30日木曜日

陽だまりの彼女

昨日は忘れたので今日は早めに更新。後2つぐらい
なんでも男の子に呼んでほしいNO1恋愛小説らしい事が帯に書いてあった?
果たして



題名
 陽だまりの彼女
著者
 越谷オサム
ジャンル
 恋愛、青春
評価
 65点、佳作

あらすじ
 ちょっとハチャメチャな中学生活から、普通に高校に進み、普通に大学に進み、そして普通に社会人になった電車好きの青年が主人公。
 彼があるとき仕事先のランジェリーメーカーで、昔馴染みの少女と出会った所から物語は始まる。ありきたりのラブストーリーと思いきや、ちょっとずつ拗れて最後はハッピーエンド

感想
 端的に言えば、あっまあまのラブストーリー。呼んでてむず痒くなるいちゃつきっぷり。
 ちょっとネタバレ入るけど、中学時代にイジメられてた所を助けた男と、十何年もぞっこんで偶然の再開を演出するぐらいベタ惚れの少女のある意味運命的な物語だった。
 あんまりラブストーリーは読まないけど、ま、まぁ、こういうのはこういうのでありだと思う。何だかちょっと欝な気分にならないでもないけど、いちゃついてるのは微笑ましいと思うし。最後の方の少しずつ弱っていく彼女の姿なんかには寂寥感を覚えた

 でもなんだろう。だからこそ最後の結末はなんだかなぁと思ってしまった。
 順調にいちゃつくなかで、ちょいちょい散りばめられた伏線をどう決着つけるのだろうと読んでいたのだが、まぁ後から考えると多少読み込みが甘くて示唆してたことを見逃してただけなんだけれども、それでも最後は猫の恩返しでしたーってのは何だかなぁ。いやまぁ猫っぽいコケティッシュな女の子だなぁとは思わないではなかったけど、本当に猫でしたってのはどうなんだろう。この物語のどこらへんを男の子に読み解いて欲しかったのかも分からん。女の子は実はみんな子猫の1種なんだろうか
 ともかく、読みやすくテンポがよかったけれども最後が腑に落ちなかったので65点佳作!

 てか最近気づいたけど、低い点数あんまり出してないから60点以下意味ないね。実際、文庫化されてるレベルだとそんなにつまらないのないからしょうがないんだけども、これじゃ同じ評価点ばかりが重なって分かり難いなぁ。今後どうするか考え中



2012年8月28日火曜日

三匹のおっさん

昨日読んだ作品。レインツリーの国、フリーター家を買うに引き続き同じ作者の作品
wikiでは大人向けのライトノベルを謳ってる作者さんみたいだけれども
その通りでよみやすい作品が多い。てか女の人なんだなぁ



題名
 三匹のおっさん
著者
 有川浩
ジャンル
 青春!(色んな意味で)
評価
 85点!名作

あらすじ
 定年退職をした還暦の60才の3人の悪童ならぬおっさん達が一応は主役の物語。暇になった時間を使って、町内の治安を守るために立ち上がる3人は培ってきた経験を元に縦横無尽に駆け回る。

感想
 ああ、面白い。そんな印象がまずくるのが本作、昨日書いたフリーター家を買うのような物語の起伏は特にないが爽快でテンポがいいので勝手にページが進んでいく。
 特にいいのは、やはり3者3様でどこにでもいるなぁという格好のおっさん達がメインだから。確かに今時のおっさんは若々しい、というか今の日本は60で高齢者面出来るほど若い国ではない。そしてある意味人生における最後の転機とも言える年代で、ここでどう生きるかで生き様が決まるのかもしれない
 そしてこの作品で描かれているおっさんたちは普通だ。普通に頭が硬かったりするし、コミュニケーション能力に欠けてたりするし、頑固という言葉も似合うだろう。複雑なお年ごろでもある。ただしカッコイイ。
 途中から孫の祐希の視点で語られてたりするが、素直じゃない孫から見てもカッコイイ爺さんだという事は見えてくる。そしてフリーター家を買うや、レインツリーの国でもあったがやはり著者が説いているのはコミュニケーションの大切さ。カッコイイからといってふんぞり返っていてもかっこよくはない。何を書いてるかわからない気もするが、とにかくカッコイイのはカッコつけてこそなのだ。

 改めて考えてっみるとカッコイイというのは、彼ら3人だけではなく巷にも沢山転がっている気はする。自分の祖父も、昔電車に乗っている際に彼自身かなりの年なのに近くで立っていた老人に席を立って譲ったときなどはカッコイイと思ったものである。
 年寄りになっても、そういうカッコイイ人間でありたいと思ったので名作!85点

2012年8月8日水曜日

レインツリーの国

あんまり読まない恋愛物の小説
図書館戦争書いてる人の作品らしい
といっても図書館戦争は読んだことがないなぁ
知り合いが面白いって嵌ってた気はするんだけれども



題名
 レインツリーの国
著者
 有川浩
ジャンル
 恋愛
評価
 65点 佳作

あらすじ
 主人公はあるときふと子供時分に読んだ本の事が気になりネットで検索してみることに、するとその本の感想が書かれているサイト「レインツリーの国」を発見。自分と同じように子供時分に読んだ人がいることに感激し、そしてついつい熱くなってしまいフォームから自分の感想を添えて送信。
 それから、「レインツリーの国」管理人とのネット上での文通が始まり、そして遂には現実で会うことに。。

感想
 恋愛モノも結構いけるなぁと思ったのが今作。ただちょっと説教臭いとい感じの主人公が苦手かな。行動力もあったりして、普通に大人なのが好きでない。もっとも、そんな主人公の性格のおかげかうじうじしている期間は短く、さくさく進んでいくので読みやすい。
 そして本作のもう一つのテーマでありネタバレでもある、聾唖者(耳が聞こえない、あるいはほとんど聞こえない人の事)と一般人の恋である。ある意味、身分違いの恋やら障害を乗り越えての恋愛はありがちなテーマであり、これもその互いの認識を埋めていく作業を見ると似たようなものを感じた。コンプレックスは、コンプレックスと自分で認識するがゆえにコンプレックスであり、他の人にとっては案外なんでもなかったりする。
 そしてもう一つ興味を惹かれたのは聾唖者にも二種類いて、生まれた時分から聞こえない人と生まれた時は聞こえていて事故や病気のように後天的に聞こえない人がいることだ。確かに普通に暮らしていると、障害者というラベルで一括りにしてしまいがちだが、彼らにもそれぞれの事情がありコミュニティがあるのだと切実に感じた。
 そんな二人の恋愛だが、基本的には大した障害もなく進んでいく。最大の敵はココロのもちようという感じでもあるのだが、何だか二人共小難しい事考えながら付き合ってるんだなぁという感想も残った。
 うーんいつもに増して感想がgdgdになってしまった気がする。やっぱりこの小説でもそうだけど自分の考えを纏めるのも伝えるのも難しい事なのね。